毎朝の楽しみ、連続テレビ小説『あんぱん』。2025年8月22日(金)放送の第105話で、ヒロインののぶ(今田美桜さん)が一人で山に登るシーンが印象的でしたね。
夫・嵩(北村匠海さん)とのすれ違いに悩み、心を整理するためにひたすら山頂を目指すのぶ。その姿に、多くの視聴者が心を打たれたのではないでしょうか。
放送後、SNSでは「あの山はどこ?」「すごく綺麗な場所!」と話題になっています。
そこで今回は、今日の朝ドラ『あんぱん』でのぶが登ったのはどこの山なのか、詳しく調査してみました!

【結論】のぶが登った山のロケ地は静岡県西伊豆町の「丹野平(たんのだいら)」

早速ですが、結論からお伝えします!
のぶが登った山のロケ地は、**静岡県西伊豆町にある「丹野平(たんのだいら)」**です。
ドラマのエンディングクレジットや公式サイトではロケ地の具体的な名前は明かされていませんが、SNSでの情報や現地の風景を比較した結果、この丹野平で撮影されたことがほぼ確実とされています。
なぜ「丹野平」だと特定できたのか?
SNS上では、放送直後から登山好きや地元の方々によって「あの稜線の形は丹野平にそっくり!」といった声が上がっていました。
実際に、ドラマで映し出された山の風景と、Googleマップや登山愛好家の方々が撮影した丹野平の写真を比較すると、山の形や木々の生え方、開けた山頂の雰囲気などが一致します。
特に、なだらかで広々とした山頂は丹野平の大きな特徴。ドラマの中でも、のぶが一人で物思いにふけるのにぴったりの場所として描かれていましたね。
ロケ地「丹野平」ってどんな場所?

では、ロケ地となった丹野平とは、一体どのような場所なのでしょうか。その魅力に迫ってみましょう。
丹野平(たんのだいら)
• 標高:約712m
• 所在地:静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里
• 特徴:360度のパノラマビュー、富士山も望める絶景スポット
丹野平は、伊豆半島の西側に位置する、知る人ぞ知る絶景スポットです。山頂からはさえぎるものが何もない、360度の大パノラマが広がります。天気が良ければ、雄大な富士山の姿を望むこともできます。
初心者でも楽しめるハイキングコース
丹野平の魅力は、その絶景だけではありません。駐車場から山頂まで約20〜30分と、比較的短時間で登頂できるため、本格的な登山経験がない方でも気軽にハイキングを楽しめます。
ドラマでのぶが見せた力強い足取りは、この登りやすさもあってのことかもしれませんね。
アクセス情報
• 車でのアクセス:西伊豆町営の「やまびこ荘駐車場」(無料、約30台)を利用するのが便利です。
• 注意点:駐車場までの道は少し狭く、舗装されていない部分もあるため、運転には注意が必要です。
なぜ、のぶは山に登ったのか?物語における意味を考察
今回のシーンは、ただ美しい風景を見せるためだけのものではありません。物語においても、非常に重要な意味を持っています。
夫・嵩の名前の由来「嵩山」
劇中で、嵩の母・登美子(松嶋菜々子さん)が、嵩の名前の由来を語るシーンがありました。
「嵩さんの名前、中国の嵩山(すうざん)からつけたって、お義母さんから聞いて…」
嵩山は、中国に実在する険しい山です。登美子は、一度へそを曲げると山のように動かなくなる息子の性格を、この山に重ねていました。
のぶは、夫の名前の由来となった「山」に自ら登ることで、夫と向き合い、自分自身を見つめ直そうとしたのではないでしょうか。
「手のひらを太陽に」とアンパンマンの原点
山頂でのぶが口ずさんでいた「手のひらを太陽に」は、言うまでもなく、やなせたかしさんが作詞した名曲です。
この歌は、アンパンマンのテーマである「自己犠牲」や「他者への愛」にも通じるものがあります。山頂で大自然のエネルギーを感じながらこの歌を歌うことで、のぶは嵩の、そしてやなせさんの創作の原点に触れようとしていたのかもしれません。
この山登りを経て、夫婦の絆がどのように変化していくのか、今後の展開から目が離せませんね!
まとめ:『あんぱん』の聖地・丹野平を訪れてみよう!
今回は、朝ドラ『あんぱん』でのぶが登った山、静岡県西伊豆町の「丹野平」についてご紹介しました。
のぶが登った山は、静岡県西伊豆町の丹野平(たんのだいら)
• 360度の絶景が楽しめる、初心者にもおすすめのハイキングスポット
• 物語の重要な転換点となる、意味のある場所として描かれている [/box]
ドラマをきっかけに、この美しい場所を訪れてみたいと思った方も多いのではないでしょうか。
『あんぱん』の世界に思いを馳せながら、のぶが感じたであろう清々しい空気を、ぜひ現地で味わってみてください。
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