ニノさん終了の理由は?視聴率低迷とゴールデン進出の裏事情を解説

二宮和也さんがMCを務める日本テレビ系バラエティ番組『ニノさん』が、2026年2月20日(金)の2時間スペシャルをもってレギュラー放送を終了します。2013年の深夜枠スタートから約13年にわたって愛されてきた番組ですが、2024年10月の金曜ゴールデン進出後わずか1年半での幕引きとなりました。

「なぜ終了するのか?」「打ち切りなのか?」——ファンや視聴者の間で疑問の声が広がっています。この記事では、番組終了の理由について視聴率データや関係者の証言をもとに整理していきます。


目次

『ニノさん』とはどんな番組だったのか

『ニノさん』は2013年4月25日、毎週木曜深夜(0:59〜1:29)の30分枠でスタートしました。嵐・二宮和也さんにとって初の単独冠番組で、ゲストとのトークやゲームを楽しむアットホームなバラエティとして人気を集めてきた番組です。

MCの二宮さんを中心に、進行役の陣内智則さんと吉村崇さん(平成ノブシコブシ)が隔週交代で参加。朝日奈央さん、ガンバレルーヤ、3時のヒロインが準レギュラーを務め、2020年からは菊池風磨さん(timelesz)もレギュラーに加入しました。ナレーションは小野大輔さんと内田真礼さんが担当しています。

番組の最大の特徴は、二宮さんの自然体なMCぶりが生み出す「ゆるい空気感」でした。ゲストも構えず、視聴者もリラックスして見られる——そんな番組の雰囲気がファンに支持されてきたのです。


放送枠を4度変えた異例の番組史

『ニノさん』は約13年間で4回も放送枠が変わっており、これはバラエティ番組としてはかなり異例です。

2013年4月の深夜枠スタート後、同年10月には日曜昼(12:45〜13:15)に移動。ここで約6年半にわたり放送され、日曜昼の定番番組として定着しました。

2020年4月には日曜午前(10:25〜11:25)に移り、放送時間も1時間に拡大。日曜朝のゆるい雰囲気で視聴者層をさらに広げた時期です。

そして2024年10月11日、番組は金曜19時のゴールデンタイムに”昇格”。前番組「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」の後を受ける形で、4度目の枠移動を果たしました。しかしこのゴールデン進出が、結果的に番組の命運を大きく左右することになります。

期間放送枠備考
2013年4月〜6月木曜深夜 0:59〜1:2930分枠でスタート
2013年10月〜2020年3月日曜 12:45〜13:15日曜昼の定番に
2020年4月〜2024年9月日曜 10:25〜11:251時間に拡大、菊池風磨加入
2024年10月〜2026年2月金曜 19:00〜19:56ゴールデン進出、約1年半で終了

終了の最大要因は「ゴールデン進出後の視聴率低迷」

番組終了の理由として、各メディアが最も多く指摘しているのが視聴率の低迷です。

日曜午前時代の世帯視聴率は平均約6.6%で、同時間帯ではTBS「サンデー・ジャポン」に次ぐ2位と安定した成績を残していました。しかしゴールデン進出後、状況は一変します。

ゴールデン初回スペシャル(2024年10月11日)こそ健闘したものの、その後は世帯5%前後、個人3%前後、コア視聴率2%台にまで低下。2025年9月26日放送回は世帯4.9%、同年11月7日の2時間SPでも世帯5.8%にとどまりました。ゴールデンタイムの番組としてはかなり厳しい数字です。

制作会社関係者はメディアの取材に対し、「最大の原因は視聴率」と語っています。前番組「小学5年生より賢いの?」もコア2%台で終了に追い込まれましたが、ニノさんはそれをさらに下回る回もあったとされています。


「ザワつく!金曜日」と「それスノ」に挟まれた苦境

視聴率低迷の背景には、裏番組の圧倒的な強さがありました。

最大の壁はテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」です。同番組は2023年から3年連続で全局バラエティの年間個人視聴率1位を獲得しており、2025年の年間平均は世帯11.7%。ニノさんとはダブルスコアの差が常態化していました。

さらにTBS系「それSnow Manにやらせて下さい」も金曜20時台から頻繁に2時間SPで被せてくる強力なライバルでした。2025年11月7日の直接対決では、ニノさん2時間SP(コア2.8%)に対し、それスノ3時間SP(コア4.6%)と大きな差をつけられています。

つまり、ゴールデンタイムの金曜夜は「ザワつく!」「それスノ」という2大強敵がすでに君臨している激戦区だったのです。ここに参入したこと自体が、厳しい戦いの始まりだったとも言えるでしょう。


ゴールデンが壊した「ゆるさ」という最大の武器

視聴率の数字だけでなく、番組が失ったものがもう一つあります。それが深夜・日曜朝時代に培われた独特のアットホームな空気感です。

放送作家がメディアの取材で分析しているように、二宮さんと菊池風磨さんがゲストとともにさまざまなゲームやトークを楽しむ「ユルい雰囲気」が番組の人気の源泉でした。しかしゴールデンでは予算こそ増えるものの、視聴率競争が求められ、番組の色を強く押し出しにくくなるという構造的な問題がありました。

また、ゴールデン移行後はtimeleszメンバーが頻繁に出演するようになり、「番組が若手アイドルの育成の場のようになった」「ゴリ押しでは」という批判の声も上がりました。日曜朝時代からのファンにとっては、番組の雰囲気そのものが変わってしまったと感じた人も少なくなかったようです。


二宮和也は「ゴールデンに行きたくなかった」と語っていた

実は二宮さん自身、ゴールデン進出を当初は断っていたことを明かしています。

ゴールデン進出時のORICON NEWSのインタビューで、二宮さんは「ゴールデンには行きたくない」「最初は断っていた」と発言。さらに「今の日曜朝の枠が好きだっていう人も絶対いると思います。その方たちには”ごめんなさい”って気持ちがすごくありますね」とも語っていました。

結果的に、この懸念は的中してしまったことになります。SNS上では終了報道後、「ゴールデンに行ってはいけない番組だった」「深夜のゆるゆるなニノさんが好きだった」「日曜午前のゆるーいのが良かったのに」といった嘆きの声が溢れました。


「打ち切り」なのか「円満終了」なのか?割れる見方

番組終了をめぐっては、メディアの報道が二つに分かれています。

視聴率低迷による打ち切り説

スポニチアネックス、ピンズバNEWS、SmartFLASHなど多数のメディアが「視聴率低迷による事実上の打ち切り」と報じています。世帯5%前後のゴールデン番組を日テレが維持し続けるのは現実的に困難という見解です。2026年1月のスポニチ第一報が「3月いっぱいで終了」と伝えたのが最初の報道でした。

スケジュール問題による円満終了説

一方、デイリー新潮は「視聴率低下ではなく円満終了」との見方を紹介しています。民放プロデューサーの証言として「二宮のスケジュールが確保できないことが大きかった」と報じました。

実際、二宮さんは2026年3月13日開始の嵐ラストツアー「We are ARASHI」(5大ドーム巡回、5月31日東京ドーム公演で嵐活動終了)、TBS日曜劇場「VIVANT」続編への出演、2025年公開の主演映画「8番出口」の大ヒットと、非常にタイトなスケジュールを抱えています。冠番組の収録時間を確保すること自体が難しくなっていた可能性は十分に考えられます。

現実的には、視聴率の苦戦とスケジュール問題の両方が重なった「複合的な理由」と見るのが妥当でしょう。


後番組と今後の展開

東スポWEBの取材では、制作会社関係者が「日テレは二宮との関係が強いことから、また状況を見て新たな番組を検討するようです」と語っており、終了後も日テレと二宮さんの関係は維持される見通しです。

なお、2026年2月時点で後番組についての正式発表はまだありません。「ニノさんとあそぼ」のような特番形式での継続可能性も取り沙汰されています。

ファンの間では「勝手にゴールデンに移動させて、結果が出ないから打ち切りなのは納得できない」「昇格からたった1年半で見切りをつけるのは早すぎる」と、日テレの編成判断への不満の声も広がっています。


最終回は2月20日の2時間SP|ゆかりのゲストが大集結

最終回は2026年2月20日(金)19:00〜20:54の2時間スペシャル「ニノさんSP」として放送されます。

番組にゆかりのある豪華ゲスト7名が集結。赤楚衛二さん、阿部詩さん、有村架純さん、浦川翔平さん(THE RAMPAGE)、多部未華子さん、吉田鋼太郎さん、渡辺謙さん(五十音順)が出演し、ニノさんファミリー全員も揃います。渡辺謙さんのスタジオ初登場や、日曜朝時代の人気企画「プチファインプレー」の復活も予定されているとのことです。


まとめ

『ニノさん』が終了する理由をまとめると、以下のポイントが挙げられます。

2024年10月のゴールデン進出後、「ザワつく!金曜日」や「それスノ」などの強力な裏番組に阻まれ、視聴率が世帯5%前後に低迷しました。ゴールデンの視聴率競争の中で、番組最大の武器だった「ゆるい空気感」が失われたことも大きな要因です。加えて、嵐ラストツアーや映画・ドラマ出演による二宮さんのスケジュール問題も重なりました。

深夜から日曜朝へ、そしてゴールデンへ——4度の枠移動を経験した異例の番組でしたが、最後のゴールデン進出が裏目に出た形です。二宮さん自身が「行きたくなかった」と語っていた通り、この番組の魅力は視聴率では測れないものだったのかもしれません。

ただし、日テレと二宮さんの関係は今後も続くとされており、特番や新番組という形で”ニノさんファミリー”が再び画面に戻ってくる可能性は残されています。13年間お疲れさまでした、と言いたくなる番組です。

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橙咲 華のアバター 橙咲 華 トウサキ ハナ

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日韓ハーフ15歳
Kカルチャー&謎を解説
所属:Loveforever
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