第111回薬剤師国家試験 ボーダー予想は何点?213点は合格できる?【2026年最新】

この記事では、過去10年分のデータと予備校速報、X上の受験者の声をもとに、第111回薬剤師国家試験のボーダー予想を冷静に分析していきます。「213点で合格できるのか」「足切りや禁忌肢は大丈夫か」「合格発表までどう過ごせばいいのか」——不安を抱える受験生の方に、少しでも役立つ情報をお届けします。

目次

第111回薬剤師国家試験の基本情報【2026年2月実施】

まず、第111回薬剤師国家試験の基本情報を整理しておきます。

項目内容
試験日2026年2月21日(土)・22日(日)
合格発表日2026年3月25日(水)午後2時
出題数全345問(必須90問+薬学理論105問+薬学実践150問)
出題形式マークシート・5肢択一が中心
受験者数(推定)約13,200名前後(出願ベース約14,825名)
試験会場全国9試験地(北海道・宮城・東京・石川・愛知・大阪・広島・徳島・福岡)

合格発表は3月25日(水)午後2時、厚生労働省のサイト「資格・試験情報」ページで受験地と受験番号が掲載されます。電話での照会はできません。合格者には合格証書が、不合格者には成績通知書がそれぞれ郵送されます。

薬剤師国家試験の合格基準の仕組み|相対基準・足切り・禁忌肢を解説

「ボーダーが何点になるか分からない」という不安の根本には、薬剤師国家試験の合格基準が相対基準で毎年変動するという仕組みがあります。ここでは合格するために必要な3つの条件を整理します。

総得点は「相対基準」で毎年変わる

薬剤師国家試験の合格基準点は、第101回(2016年)から相対基準が導入されました。第106回(2021年)からは経過措置(65%以上なら合格保証)も撤廃され、完全相対基準に移行しています。

厚生労働省は「平均点と標準偏差を用いた相対基準により設定」と説明していますが、具体的な計算式は一切公表されていません。つまり、試験が易しい年はボーダーが上がり、難しい年は下がる仕組みです。

結果として、合格率は過去5年間ずっと68〜69%台に収まっています。これが相対基準の最も信頼できる「読み方」のヒントになります。

必須問題の足切りライン

総得点がボーダーを超えていても、必須問題の足切りに引っかかると不合格になります。条件は以下の2つです。

① 必須問題全体で90問中63問以上(70%以上)を正答すること

② 7科目すべてで30%以上を正答すること

科目必須問題数30%足切り
物理・化学・生物15問5問以上
衛生10問3問以上
薬理15問5問以上
薬剤15問5問以上
病態・薬物治療15問5問以上
法規・制度・倫理10問3問以上
実務10問3問以上

なお、一般問題(薬学理論問題105問・薬学実践問題150問)には科目別の足切りはありません。

禁忌肢(選んだら即不合格になる選択肢)

第104回(2019年)から導入された禁忌肢は、「患者に重大な障害を与える」「倫理的に誤った対応」「法律に抵触する」内容の選択肢です。3問以上選択すると、総得点に関係なく不合格になります。

ただし、どの問題が禁忌肢に設定されているかは非公表で、予備校の推定では例年5〜8問程度とされています。過去の実績では禁忌肢による不合格者はごく少数です。

第111回では、問187の「アルコール依存症にメタノール投与」が禁忌肢の候補として複数の予備校で指摘されています。気になる方は解答速報で自分の回答を確認しておきましょう。

過去10年のボーダー推移|合格点はどう変わってきた?

ボーダー予想をする上で最も重要なのが、過去のデータです。第101回から第110回までのボーダーと合格率の推移を見てみましょう。

回(実施年)ボーダー(/345)得点率全体合格率
第101回(2016年)223点64.6%76.85%
第102回(2017年)217点62.9%73.31%
第103回(2018年)217点62.9%70.58%
第104回(2019年)225点65.2%70.91%
第105回(2020年)213点61.7%69.58%
第106回(2021年)215点62.3%68.66%
第107回(2022年)217点62.9%68.02%
第108回(2023年)235点68.1%69.00%
第109回(2024年)210点60.9%68.43%
第110回(2025年)213点61.7%68.85%

完全相対基準に移行した第106回以降に注目すると、ボーダーは210〜235点の範囲で推移しています。

特に目を引くのが第108回(2023年)の235点です。この年は試験が大幅に易化し、正答率60%超の問題が264問にのぼりました。相対基準の仕組みにより、平均点が上がればボーダーも連動して上がることを如実に示した回です。

一方、第108回を除けばボーダーは210〜217点がスタンダードなレンジ。合格率は68〜69%台で極めて安定しており、試験の難易度が変わっても合格率自体は大きく動かない設計になっています。

第111回の難易度分析|科目別の傾向と受験者の声

では、肝心の第111回は難しかったのか、易しかったのか。X上の受験者の声、予備校講師の分析、速報データから総合的に見ていきます。

全体の難易度は「やや易化」が多数派

X上の受験者の反応を集約すると、「易化」「例年並み」の声が6〜7割、「難化した」という声が3割程度という印象です。「110回より解きやすかった」というコメントが目立ちます。

予備校講師が教え子のデータをXに投稿した速報値では、総得点平均が236.3点/345点(68.5%)という報告もありました。ただし予備校生のサンプルなので、全受験者平均よりやや高い可能性がある点には注意が必要です。

科目別の難易度まとめ

科目難易度ポイント
必須問題(全体)易化〜例年並み基礎知識で解ける問題が多い
薬理易(得点源)安定して点が取りやすい
法規・制度・倫理易(得点源)条文を押さえていれば確実
衛生易化前年の難化から反動で易化
薬学実践問題例年並み現場でよく見る処方が頻出
化学難化(今年最難)多くの受験者が苦戦
物理・化学・生物難化合否を分けるポイント
理論問題(全体)例年並み〜やや難選択肢の文章量が増加

得点源になったのは薬理、法規・制度・倫理、衛生あたり。逆に化学は「鬼門だった」という声が圧倒的で、物化生(物理・化学・生物)全体でも苦戦した受験者が多い印象です。

X(旧Twitter)での受験者のリアルな声

試験直後のX上では、さまざまな声が飛び交っていました。

安堵の声としては、「必須は基礎固めしてれば解けた」「実践は処方・コミュニケーション多めで取りやすかった」「110回よりマシだった気がする」といった投稿が目立ちます。模試で164点だった受験者が本番で236点を取ったという逆転報告もありました。

一方で、「化学が鬼畜だった」「物化生で撃沈した」「理論の文章量がエグい」という嘆きも少なくありません。科目によって体感が大きく分かれた年だったと言えそうです。

廃問(全員正解)の可能性がある問題

薬ゼミが問199(浸透圧計算・ファントホッフの法則)について、「算出値は約8.0mであり、該当する選択肢がない」と指摘しています。この問題が廃問(全員正解扱い)になる可能性があります。

廃問になった場合、ボーダーへの影響は軽微ですが、自己採点では「正解」としてカウントしておくのが無難です。

第111回ボーダー予想|213点は合格できる?

いよいよ本題です。第111回のボーダーは何点になりそうなのか、そして213点で合格できるのか。現時点で入手できるデータから分析します。

現時点のボーダー予想は218〜225点

2月23日時点で公式のボーダー発表はまだですが、複数の情報源から非公式の予想が出ています。

現役薬剤師による科目別分析ブログでは218〜228点、個別指導の予備校講師は218〜221点、薬学教育サイトのパスメドは安全圏を225点としています。

共通しているのは、前回第110回の213点からボーダーが上昇するという見立てです。第111回が「やや易化」と評価されている以上、平均点が上がり、相対基準でボーダーも連動して上がる——これは過去の傾向とも一致します。

213点の合格可能性を冷静に分析

213点(得点率61.7%)は、奇しくも前回第110回のボーダーとまったく同じ点数です。

しかし、第111回が易化寄りであれば、ボーダーは213点より上がります。過去データと照らし合わせてみましょう。

易化した第108回(2023年)のボーダーは235点で、213点では不合格でした。難化した第109回(2024年)のボーダーは210点で、213点なら合格。例年並みだった第106回・107回のボーダーは215〜217点で、213点では残念ながら届きませんでした。

率直に言えば、213点は「ボーダー直撃〜やや下」のゾーンです。合格の可能性がゼロとは言いませんが、楽観はできない位置にいます。もちろん、これは必須問題で63問以上正答し、禁忌肢を2問以下に抑えていることが大前提です。

【点数帯別】合格見込みの目安

自己採点の点数別に、過去データに基づく合格見込みをまとめました。あくまで目安であり、公式発表(3月25日)まで確定しない点はご了承ください。

自己採点合格見込みコメント
235点以上ほぼ確実過去最高ボーダー(235点)を超えており安全圏
225〜234点かなり高いよほどの易化がない限り合格
218〜224点合格ライン付近足切り・禁忌肢をクリアしていれば十分可能性あり
213〜217点微妙ボーダー次第。必須の足切りクリアが鍵
210〜212点厳しい過去5年の最低ボーダー(210点)付近
209点以下かなり厳しい相対基準でこのラインを下回ったケースは過去にない

自己採点の注意点|マークミス・解答割れに要注意

自己採点はあくまで「暫定値」です。いくつか注意しておきたいポイントがあります。

まず、マークミスや塗りミスによって±2〜5点の変動が生じた報告が過去にあります。特に必須問題でのマークミスは足切りに直結するため、致命的になりかねません。

また、予備校間で解答が割れる問題(いわゆる解答割れ)があると、どの予備校の解答を基準にするかで自己採点が数点変わることがあります。1社だけで自己採点するのではなく、複数の予備校でクロスチェックするのがおすすめです。

主要4予備校の自己採点システムは以下の通りです。すべて試験翌日から利用可能になっています。

予備校自己採点ツール名
薬ゼミ自己採点システム
メディセレmarking
REC自己採点システム(Amazonギフト券抽選あり)
ファーマプロダクトさいてんくん2

なお、先ほど触れた問199(ファントホッフの法則)は廃問の可能性があります。自己採点では「正解」としてカウントしておくのが無難です。

合格発表までの過ごし方|不合格だった場合の次のステップ

試験が終わって合格発表までの約1ヶ月。この時期が受験生にとって一番つらいかもしれません。ここでは、発表までの過ごし方と、万が一の場合の選択肢をお伝えします。

合格発表の確認方法

合格発表は2026年3月25日(水)午後2時以降、厚生労働省のサイト「資格・試験情報」ページに受験地と受験番号が掲載されます。同時に正答も公開されます。電話での問い合わせはできませんので、サイトで直接確認してください。

発表までの1ヶ月をどう過ごすか

就職の内定をもらっている方は、基本的に「待機」で大丈夫です。企業側も合格発表のスケジュールは把握しています。内定先への状況報告をするかどうかは任意ですが、特に求められていなければ発表後で問題ありません。

自己採点がボーダー付近で不安な方へ。まず、その不安は当然の感情です。今この時期に同じ気持ちでいる受験生は、毎年何千人もいます。

大切なのは、結果は今から変えられないということ。SNSでボーダー予想を何度も検索したくなる気持ちは痛いほど分かりますが、情報に振り回されて消耗するのは本当にもったいないです。しっかり食べて、しっかり寝て、体を休めること。それが今できる一番大事なことです。

もし不合格だった場合の再受験戦略

万が一不合格だった場合でも、道が閉ざされるわけではありません

次回の第112回は2027年2月に実施予定です。再受験の王道は予備校の通学コース(薬ゼミ・メディセレ・RECなど)に1年間通うパターンで、X上では「薬ゼミで+72点伸びた」という逆転合格の報告もあります。

既卒の再受験者の合格率は全体で40%台ですが、これには独学や勉強時間が十分に取れなかった受験者も含まれます。予備校通学で1年間集中した場合の合格率はこれよりかなり高いとされています。

不安な気持ちを抱えたまま発表を待つのはつらいことですが、再受験という選択肢があること、そしてそこから逆転した先輩がたくさんいることは、覚えておいてほしいと思います。

まとめ

第111回薬剤師国家試験のボーダー予想と、213点の合格可能性についてまとめました。

ボーダー予想は218〜225点が有力で、前回の213点からの上昇がほぼ確実とみられています。213点は「合格の可能性はあるが楽観はできない」ゾーンです。

合否を左右するのは総得点だけではなく、必須問題63問以上のクリア禁忌肢2問以下という条件も満たしている必要があります。自己採点は1社だけでなく、複数の予備校のシステムでクロスチェックしておきましょう。

公式の合格発表は2026年3月25日(水)午後2時。それまでは体を休めて、結果を待つこと。そして万が一の場合も、再受験で逆転合格を勝ち取った先輩は大勢います。

この記事が、少しでも不安を和らげる助けになれば幸いです。

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橙咲 華のアバター 橙咲 華 トウサキ ハナ

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