2026年1月26日夜、新潟県十日町市新座甲で中学3年生の樋口まりんさん(14歳)が行方不明となり、現在インターネット上で多くの人々が心配し、情報共有や拡散に協力している。スマートフォン、財布、靴、上着をすべて自宅に残したまま、わずか10分の間に姿を消すという極めて不可解な状況で発生したこの事案は、日本有数の豪雪地帯である十日町市が積雪2メートルを超え、夜間の気温が氷点下4度まで低下する過酷な環境下で起きており、一刻も早い発見が求められている。
樋口まりんさんは、身長約154センチメートル、やせ型の体格で、黒色のセミロングの髪型をしている。行方不明時の服装は紺色のセーターに水色のデニムズボンとされており、上着や靴を身につけていない可能性が高い。新潟県警察は顔写真を公開し、広く情報提供を呼びかけている状況だ。
この事件が大きな注目を集めている理由は複数ある。まず、家族が最後に姿を確認してからわずか10分という極めて短い時間で姿を消している点である。さらに、現代の中学生にとって肌身離さず持ち歩くはずのスマートフォンを自宅に残していること、真冬の豪雪地帯で上着も靴も持たずに外出したとみられること、そして家族が「いなくなる兆候はまったくなかった」と証言していることなど、通常の家出とは考えにくい要素が重なっている。
本記事では、報道されている事実を丁寧に整理し、事件の経緯、捜索状況、現地の気象条件、そして情報提供の方法について詳しく解説する。正確な情報を把握することで、少しでもお役に立てる可能性があればと願っている。樋口まりんさんの一日も早い無事の発見を心より祈りながら、現時点で判明している情報をお伝えしていく。
事件の詳細な経緯―わずか10分間の空白で何が起きたのか
2026年1月26日月曜日、樋口まりんさんは普段と変わらない様子で自宅のリビングで家族と過ごしていた。この日は特別な予定もなく、学校も冬休み期間中であったとみられる。家族によれば、まりんさんの様子に何か変わったところはなく、家を出るような素振りや、悩んでいる様子も見られなかったという。
午後7時20分頃、家族はリビングにいる樋口まりんさんの姿を確認している。これが家族が樋口さんを目撃した最後の瞬間となった。その後わずか10分ほどが経過した午後7時30分頃、家族がリビングを見ると、すでに樋口さんの姿はなかった。
異変に気づいた家族は、すぐに自宅内を探し始めた。しかし、どの部屋を探しても樋口さんは見つからない。トイレや浴室、自室、物置など、家中をくまなく探したが姿はなかった。家族は近隣や心当たりのある場所も確認したが、やはり見つからなかった。
午後7時50分頃、家族は「娘がいなくなった」と110番通報を行った。最後に姿を確認してから約30分、実際に姿が見えなくなってからは約20分という迅速な通報であった。
通報を受けた十日町警察署は、直ちに初動捜査を開始した。捜査員が自宅に到着し、状況の確認を行ったところ、極めて不可解な事実が判明した。
まず、樋口さんのスマートフォンが自宅に残されていた。現代の中学生にとってスマートフォンは常に持ち歩くものであり、自発的に外出する際に置いていくことは通常考えにくい。財布も同様に自宅に残されており、金銭を持たずに外出したことになる。
さらに深刻なのは、普段履いている靴と上着が自宅に残されていたことである。1月下旬の十日町市は積雪2メートルを超える豪雪地帯であり、夜間の気温は氷点下に達する。そのような環境で、靴も上着も持たずに外出することは、生命に関わる危険を伴う行為である。一部報道では「はだしの可能性も」と伝えられている。
書き置きやメモの類は一切見つかっていない。家族への連絡も、友人への連絡もない。唯一の手がかりは、施錠されていたはずの玄関の内鍵が開いていたことである。これは、樋口さんが玄関から外出した可能性を示唆している。
家族は警察の聴取に対し、「家を出る理由に心当たりがない」「いなくなる兆候はなかった」と繰り返し証言している。学校でのトラブルや友人関係の問題、家庭内での悩みなど、通常の家出につながるような要因は確認されていないという。
現地の気象状況―積雪2メートル超、氷点下の極寒が命を脅かす
十日町市は新潟県の中越地方に位置し、日本でも有数の豪雪地帯として知られている。毎年冬になると数メートルの積雪に見舞われ、「雪国」の代名詞ともいえる地域である。2026年1月は特に降雪量が多く、市内各地で記録的な積雪となっていた。
行方不明が発生した1月26日の時点で、十日町市内の気象状況は極めて厳しいものであった。市内7か所に設置されている積雪観測所のすべてで積雪深が2メートルを突破しており、最も積雪が多い六箇地区塩ノ又では238センチメートル、松之山支所で223センチメートル、市内5観測所の平均でも約198センチメートルに達していた。
この記録的な積雪を受けて、十日町市は1月23日に大雪警戒本部を設置している。市の発表によれば「今シーズン最長の寒波」が到来中であり、さらなる降雪が予想されていた。
気温についても深刻な状況が続いている。1月27日の十日町市の天気予報では、日中の最高気温が3度から5度程度、夜間の最低気温は氷点下2度から氷点下4度まで低下すると予測されていた。1月28日以降も雪が断続的に降り続き、最低気温は氷点下1度から氷点下3度、1月29日には氷点下3度まで下がる見込みである。
このような環境下で、上着も靴も持たずに外出した場合、人体にどのような影響があるのか。山岳医療や救急医療の知見によれば、低体温症は極めて短時間で進行する可能性がある。
人間の体温が35度を下回ると低体温症の初期段階に入り、震えや判断力の低下が始まる。34度を下回ると中等度の低体温症となり、震えが止まり、意識が朦朧とし始める。この段階になると自力での回復は困難になる。32度以下になると重度の低体温症となり、意識を失い、心臓の機能にも影響が出始める。
適切な防寒着を着ていない状態で氷点下の環境に長時間さらされた場合、悪条件下では3時間から5時間程度で死亡に至るケースもあるとされている。積雪2メートルを超える雪の中では、移動自体も極めて困難であり、体力の消耗も激しい。
樋口まりんさんが紺色のセーターと水色のデニムズボンという軽装で、靴も履かずに外出したとすれば、生命に対する危険は極めて高い。時間との戦いであり、一刻も早い発見が求められている。
捜索活動の状況―警察・消防22人態勢、ヘリコプターと警察犬も投入
行方不明の通報を受けた十日町警察署は、1月26日夜から直ちに捜索活動を開始した。当初は警察官と消防隊員合わせて10人態勢で、樋口さんの自宅周辺を中心に捜索が行われた。しかし、夜間かつ大雪という悪条件の中、初日の捜索では発見に至らなかった。
翌1月27日朝、捜索態勢は大幅に増強された。警察と消防合わせて22人態勢となり、捜索範囲も拡大された。自宅周辺だけでなく、近隣の道路、空き地、建物の陰、雪に埋もれた可能性のある場所など、あらゆる場所が捜索対象となった。
1月27日午後からは、新潟県警察のヘリコプターが投入され、上空からの捜索も開始された。積雪で地上からは確認しにくい場所も、上空からであれば発見できる可能性がある。また、警察犬による捜索も実施され、樋口さんの臭いを追って移動経路の特定が試みられた。
捜索と並行して、防犯カメラの映像解析も進められている。自宅周辺や近隣の商店、道路に設置された防犯カメラの映像を確認し、樋口さんが映っていないか、不審な人物や車両が映っていないかが調べられている。
しかし、1月27日時点での捜索では、樋口さんの発見には至っていない。手がかりとなる遺留品や目撃情報も得られていない状況である。捜索は1月28日朝から再開される予定であり、態勢のさらなる増強も検討されているとみられる。
警察は本件について、事件と事故の両面から捜査を進めている。14歳の未成年者であること、自発的な外出とは考えにくい状況であることから、樋口さんは「特異行方不明者」に分類されている。特異行方不明者とは、殺人や誘拐などの犯罪に巻き込まれた可能性がある者、または自殺のおそれがある者など、特に緊急性の高い行方不明者を指す。
特異行方不明者に分類されると、通常の行方不明者捜索よりも積極的な捜査が行われる。携帯電話の位置情報の照会、交友関係の調査、周辺住民への聞き込み、防犯カメラ映像の広範な収集など、あらゆる手段を用いた捜査が展開される。
新潟県警察は1月27日、樋口まりんさんの顔写真を公開し、広く情報提供を呼びかける措置を取った。顔写真の公開は、行方不明者の早期発見につながる重要な手段であり、家族の同意のもとで行われたものとみられる。
報道機関による情報発信の状況
本事案は発生翌日の1月27日から、地元メディアを中心に活発に報道されている。
地元紙である新潟日報は最も詳細な報道を行っており、1月27日12時54分に第一報を配信した後、21時33分に続報として最終更新を行っている。新潟日報の報道では、警察発表に基づく基本情報に加え、家族の証言や捜索状況についても詳しく伝えられている。
テレビ報道では、新潟県内の民放4局すべてが本事案を取り上げている。NST新潟総合テレビはフジテレビ系列として、UX新潟テレビ21はテレビ朝日系列として、BSN新潟放送はTBS系列として、TeNYテレビ新潟は日本テレビ系列として、それぞれニュース番組で報道を行った。
全国向けの報道も始まっている。khb東日本放送がテレビ朝日系列の全国ニュースとして配信し、TBS NEWS DIGもTBS系列で全国に情報を発信している。ウェブメディアでは、ライブドアニュース、ニフティニュースなども速報を配信している。
地元密着型のウェブメディアである十日町タウン情報も、詳細な情報を掲載している。十日町市の地域情報を専門に扱うメディアとして、地元住民への情報提供に努めている。
各報道機関の情報は概ね一致しており、警察発表に基づいた信頼性の高い内容となっている。一部の報道で細部の表現に違いはあるものの、事実関係について大きな相違は見られない。
SNS上での情報拡散と注意すべき点
TwitterやXを中心としたソーシャルメディア上では、本事案に関する情報拡散が活発に行われている。「拡散希望」「行方不明」「十日町市」などのハッシュタグを付けた投稿が多数見られ、樋口まりんさんの早期発見を願う声が広がっている。
考察系の情報発信を行うインフルエンサーの投稿は多くの反応を集めており、リツイートやいいねを通じて情報が拡散されている。大手ニュースアカウントも速報を配信し、フォロワーへの周知に努めている。地元住民からは「近所を探してみる」「心当たりを確認してみる」といった協力の声も上がっている。
しかし、SNS上の情報には注意が必要なものも含まれている。
まず、「謝礼金10万円」という情報が一部で流通しているが、これは警察や家族からの公式発表ではない。このような未確認情報を拡散することは、混乱を招く恐れがある。
また、検索エンジンの検索候補に「障害」というキーワードが表示されているが、警察や報道機関から樋口さんに障害があるという公式発表は一切行われていない。根拠のない憶測に基づく情報は、ご本人やご家族を傷つける可能性がある。
「北朝鮮による拉致ではないか」という憶測も一部で見られるが、これも何ら根拠のない推測である。事件発生から間もない段階で、このような重大な主張を行うことは適切ではない。
SNSで情報を拡散する際には、警察発表や信頼できる報道機関の情報に基づいているかを確認することが重要である。善意による情報拡散であっても、不正確な情報や憶測を広めてしまうと、捜査に悪影響を及ぼしたり、関係者を傷つけたりする可能性がある。
情報を拡散する際は、樋口まりんさんの身体的特徴、服装、情報提供先の連絡先など、発見につながる具体的な情報を正確に伝えることが最も重要である。
情報提供先と協力のお願い
樋口まりんさんに関する目撃情報や、何か心当たりのある方は、どんな小さな情報でも警察に連絡することが求められている。
十日町警察署 電話番号:025-752-0110
24時間体制で情報を受け付けている。「こんな些細なことで連絡していいのだろうか」と思われるような情報でも、捜査の重要な手がかりになる可能性がある。ためらわずに連絡していただきたい。
求められている情報としては、樋口まりんさん本人を目撃したという情報が最も重要である。1月26日午後7時30分以降に、紺色のセーターと水色のデニムズボンを着た少女を見かけた方、十日町市新座甲周辺で普段と違う様子を見かけた方、不審な人物や車両を見かけた方など、どのような情報でも価値がある。
また、樋口まりんさんと面識のある方で、最近の様子について何か気づいたことがある方、SNSなどでやり取りがあった方なども、情報提供にご協力いただきたい。
新潟県警察本部(人身安全対策課) 代表電話:025-285-0110 住所:〒950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
新潟県警察本部でも情報を受け付けている。
行方不明者捜索における時間の重要性
行方不明者の捜索において、時間は極めて重要な要素である。特に、厳しい気象条件下での行方不明では、時間の経過とともに生存の可能性が低下していく。
行方不明者捜索に関する研究によれば、行方不明から24時間以内に発見された場合、生存して発見される確率は比較的高い。しかし、48時間を超えると生存率は大きく低下し、72時間(3日)を超えると、特に悪条件下では生存の可能性は極めて厳しいものとなる。
樋口まりんさんの場合、上着も靴も持たずに、積雪2メートル超、氷点下の環境に出た可能性がある。このような条件下では、通常よりもさらに時間的な猶予が少ない可能性がある。
現在、行方不明から約2日が経過しようとしている。一刻も早い発見が求められており、少しでも情報をお持ちの方は、すぐに警察に連絡していただきたい。
家族の状況について
現時点で、樋口まりんさんのご家族による独自の声明や公開メッセージは確認されていない。報道で伝えられているのは、警察発表を通じた証言のみである。
家族は「いなくなる兆候はなかった」「家を出る理由に心当たりがない」と証言しており、樋口さんの突然の消失に困惑している様子がうかがえる。顔写真の公開については、家族の同意のもとで行われたものと考えられ、一日も早い発見を願う気持ちの表れであろう。
このような状況下で、ご家族の心労は計り知れないものがある。SNS上での無責任な憶測や、プライバシーに踏み込んだ詮索は、ご家族をさらに傷つけることになる。私たちにできることは、正確な情報の拡散と、目撃情報があれば警察に連絡すること、そして樋口まりんさんの無事を祈ることである。
改めて―情報提供のお願い
樋口まりんさんの特徴を改めて記載する。
氏名:樋口まりん(ひぐち まりん) 年齢:14歳 学年:中学3年生 身長:約154センチメートル 体格:やせ型 髪型:黒色のセミロング 服装:紺色のセーター、水色のデニムズボン 特記事項:靴、上着、スマートフォン、財布は自宅に残されており、所持していない可能性が高い
行方不明となった場所は、新潟県十日町市新座甲である。
情報提供先は、十日町警察署(電話:025-752-0110)である。
樋口まりんさんを見かけた方、何か心当たりのある方は、どんな小さな情報でもためらわずに警察に連絡していただきたい。あなたの情報が、樋口さんの発見につながるかもしれない。
樋口まりんさんの一日も早い無事の発見を、心より祈っている。

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